しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年3月27日(火)

「銃規制」の声 米議員動かす

「命のための行進」が影響

反対議員 「立場変えねば」

 全米各地で100万人規模の取り組みとなった24日の「命のための行進」では、銃規制強化のために議会が行動するよう世界中の800カ所超でデモ行進が繰り広げられました。「銃規制強化に反対する議員は落選させる」と声を上げる若者たちを米政治家は無視できなくなっています。(鎌塚由美)


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(写真)24日、ワシントンで銃規制強化を求める「命のための行進」に参加した市民(遠藤誠二撮影)

 ロイター通信によると、25日朝の米テレビ政治討論番組では、政治家たちが若者たちの行動にコメントを求められ、「若者たちの行動主義が、方程式を実際に変えようとしている」(民主党のケイン上院議員)などと語りました。

 殺傷能力の高いライフルや弾倉の禁止にこれまで反対してきた民主党のワーナー上院議員はCBSの番組で、「われわれの立場を変えなければならない」と述べ、銃規制強化に賛成すると表明しました。

 共和党の元下院議員で、オハイオ州のケーシック知事はCNNテレビのインタビューで「生徒たちの運動を無視する政治家は、選挙で審判を受けるべきだ」と発言。政治家への全米ライフル協会(NRA)の強力な圧力を念頭に「生徒たちは運動を続けるべきだ」と語りました。

 一方、NRAから多額の献金を受け取ってきた政治家たちは、若者たちの行動を「表現の自由の実践だ」などと称賛するのが精いっぱいでした。高校生から批判を浴びてきたフロリダ州選出のルビオ上院議員は、声明で「生徒の行動を称賛する」と述べましたが、生徒たちが求める銃規制強化には「賛同できない」と譲りませんでした。

 トランプ大統領も「命のための行進」についてコメントせず。大統領報道官が24日に声明で「多くの勇気ある若者たちが、修正憲法第1条の権利(表現と報道の自由)を行使していることを称賛する」と発表したのみ。トランプ氏は、「命のための行進」が行われた週末は、フロリダ州の別荘で過ごしていました。


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