しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年3月2日(金)

安倍9条改憲NO!3000万署名

野党結束 政治動かした

共産党定例宣伝に反響

東京 「米の戦争に参加許せない」

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(写真)3000万人署名を訴える岩渕参院議員(中央)ら=1日、新宿駅西口

 日本共産党は1日、東京・新宿駅西口で毎週木曜定例の、安倍9条改憲反対の「3000万人署名」の街頭宣伝を行いました。岩渕友参院議員と佐藤佳一新宿区議が参加しました。

 福島出身の岩渕氏は「11日で東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から7年になる」と述べ、被災地にとって「改憲は必要ない。憲法にそくした生活や生業(なりわい)への支援こそ必要だ」と訴えました。

 国会での裁量労働制のデータ捏造(ねつぞう)問題をめぐって、安倍首相が、「働き方改革」一括法案から裁量労働制拡大を削除すると述べたことを紹介。「国民の皆さんの声とともに野党が結束し、政治を動かした。改憲でも力を合わせれば阻止することができる」と強調しました。

 また、自民党改憲推進本部が25日の同党大会に向け、憲法に自衛隊を明記する安倍首相提案の9条改憲を軸に条文案をとりまとめていると述べ、「自衛隊を憲法に書き込めば、(戦力不保持や交戦権を否定した9条)2項は亡きものとなり、無制限の武力行使に道を開くことになる」と指摘。「二度と戦争をしない、武力は持たないと誓った平和憲法、9条を守る声をご一緒に上げましょう」と署名を呼びかけました。

 「秘密保護法のときから反対デモに参加してきた」と話す女性(51)は「安倍首相のひどさを一言では言えない。なぜ北朝鮮を軍事的に挑発するのか。武力で平和は保てない。米国の戦争に参加するなんてもってのほか」と怒りを込めて署名に応じました。


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