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2018年2月23日(金)

平和守る宮良氏勝利を

沖縄・石垣市長選 総決起大会開く

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(写真)「島の未来は市民が決めよう」と誓い合った宮良予定候補(前列右から3人目)と総決起大会参加者=21日、沖縄県石垣市民会館

 3月4日告示、11日投票で行われる沖縄県石垣市長選挙の「市政を変えよう! みさお・シロー必勝」総決起大会が21日、石垣市民会館で開かれ、1500人が参加しました。

 市長選には、翁長雄志知事を支える宮良みさお氏(61)が立候補します。宮良氏の他、自民系現職と自民党前県議が立候補を表明。自衛隊問題に市民の関心は高く、宮良氏は「平和を土台に発展可能な島を確立したい」と反対の立場を明確にしています。

 現職は配備容認の立場で市政を進め、前県議は現在の配備予定地は白紙に戻すとしつつ配備推進の立場を鮮明にしています。

 元県議会議長の高嶺善伸さん(市民の会共同代表)は「市民の安全・平和を守る市長か、基地問題を『国の専管事項だ』と丸投げする市長かの選挙だ。島の未来は市民が決めよう」と訴えました。

 宮良氏は、くらしや経済の問題では、小中学校へのクーラー設置など子ども・教育施策の充実、第1次産業を生かした観光産業の発展を訴えました。

 「小学校では備品が足りず、子どもにトイレットペーパーを持って来させている。このような市政は変えないといけない」と強調しました。

 異常なまでに官邸がテコ入れした名護市長選に触れ、「石垣でも皆さんの勇気と力が必要です。私も死に物狂いで頑張る決意だ」と述べました。

 自衛隊配備について「国の専権事項として住民投票条例も否決された。私が市長選に出馬して勝利するしかない」と決意を語りました。

 宮良氏を支える立場で市議補選に立候補する花谷シロー氏は「先輩がつくりあげた島にミサイル基地は置かせない」と語りました。

 最後に主催者が「告示日から投票箱のふたが閉まるまで、全日程が選挙本番だ」と訴え、「頑張ろう」を三唱しました。


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