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2018年2月7日(水)

「一歩間違えば私も」 住民に不安

佐賀 陸自ヘリ墜落

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(写真)自衛隊ヘリコプターの墜落現場で消火にあたる消防隊員たち=5日、佐賀県神埼市(住民提供)

 佐賀県神埼市千代田町嘉納の民家に自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが墜落してから一夜明けた6日、現場は県警や自衛隊の現場検証が始まり立ち入り禁止になるなど、ものものしい雰囲気に包まれました。現場周囲に散らばる部品に住民は、「一歩間違えば、私も危なかった」と不安をつのらせました。(井上拓大)

 墜落現場から西に約300メートル離れた水田には、ところどころにヘリの部品が転がっていました。なかには、60センチ程度の部品も。

 全焼した民家の付近は、たくさんの水田に囲まれており、水路工事も行われています。落下した部品でけが人が出ても不思議がない状況でした。

 「ドンという大きな音を聞いた。てっきり工事中の水路にトラックが落ちたのだと思った」。そう語る地元の女性(54)は、墜落現場周辺を、夕方の散歩コースにしています。この日も、夕方に散歩をしていました。「現場のすぐそこに住んでいる。昨日は偶然、散歩からはやく帰った。民家1軒で済んだのが奇跡だと思う。一歩間違えれば、私も危なかった」と振り返ります。

 政府・自衛隊は、米国から垂直離着陸機オスプレイを購入し、佐賀空港に配備する計画をたてています。オスプレイは墜落が相次いでいる危険な機体です。

 地元住民によると、この地域の上空は頻繁に自衛隊のヘリコプターが飛んでいます。前出の女性は、こう不安を語ります。「オスプレイの佐賀空港配備について今回の事故までほとんど気にかけたことがなかった。でも、誰もが安心できなくなった。オスプレイが来るなんて、本当に迷惑だ」


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