しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年2月7日(水)

秘密法・共謀罪廃止に

国会前、市民・野党議員ら声

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(写真)秘密保護法や「共謀罪」法の廃止を求める参加者=6日、衆院第2議員会館前

 秘密保護法、「共謀罪」法の廃止などを求める行動が6日、衆院第2議員会館前で行われました。国会議員、市民団体の代表などが「日本を『戦争をする国』にさせないためにも、法律を廃止させるため運動を広げていこう」と訴えました。参加者の代表が、「共謀罪」廃止を求める25万9798人の署名を国会議員に手渡しました。

 この行動は2013年12月6日に秘密保護法が強行採決されたことを忘れないために毎月6日を中心に行われているもので、この日は約100人の参加者が「秘密保護法、『共謀罪』法も絶対廃止」とコールしました。

 「『秘密保護法』廃止へ!実行委員会」と「共謀罪NO!実行委員会」が共催。両実行委員会を代表して主催者あいさつした海渡雄一弁護士は、「戦前の『治安維持法』や『特高』の復活を許さないためにも、両法を廃止させよう」と訴えました。

 野党から日本共産党の畑野君枝衆院議員、立憲民主党の有田芳生参院議員、民進党の真山勇一参院議員、社民党の福島瑞穂参院議員が参加。畑野議員は、「72年間戦争をさせなかった日本の国民の力で、国民の知る権利、内心の自由を守ろう」と呼びかけました。

 参加した東京都中野区の男性(66)は、「地道に抗議行動を継続していくことも大事だし、多くの人に知らせるために横のつながりを広げていくことも大事だと思っている」と話しました。同大田区の女性(73)は、「子や孫に平和な日本を残すために参加した」と語りました。


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