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2018年1月31日(水)

名護市長選 1票争う大激戦

稲嶺候補 駆けめぐり訴え

山下副委員長3度目の応援

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(写真)市民と握手する稲嶺ススム候補=30日、沖縄県名護市

 沖縄県名護市長選は投票日(2月4日)まで残り4日間となり、辺野古新基地建設反対を掲げる「オール沖縄」の稲嶺ススム候補と、基地推進の政府・自民党などが全面支援する候補との間で1票を奪い合う大激戦となっています。30日、日本共産党は山下よしき副委員長が3度目の応援に入り、終日の訴え。基地推進候補の陣営も有権者訪問を強め、期日前投票に力を入れ、市内中心部にテントを張って企業ぐるみの決起集会を開くなど必死です。

 30日付で各紙が発表した世論調査でも「2氏激戦」「接戦」と報じられ、有権者の2割がまだ態度を決めておらず、「情勢は流動的」としています。

 稲嶺候補の後援会や支援団体は、「子や孫の命を守り抜く」との地元2紙に載せた意見広告も活用して対話。訴えの届いたところでは「辺野古に基地が来たら、オスプレイがどんどん来る」「『何人死んだんだ』のヤジはとんでもないことだ」「あの海兵隊が来るのは怖い」と期待が寄せられ、「今回は心配している。隣の人にも今回は話してみる」と支持を広げてくれる人も出ています。

 市内を駆け巡った稲嶺候補は「名護市の未来、沖縄県の未来を決める大事な選挙だ」と強調。「辺野古では、さまざまな手続きと民意を全く無視する形で新基地建設の工事が強行されていますが、あきらめる必要はありません。護岸工事の進捗(しんちょく)状況は埋め立て面積の1%にも満たず、名護市長と県知事の権限によって止めることができる」と強調し、米軍再編交付金に頼らずに子どもの医療費無料化などを進めてきた実績を具体的に語りました。

 稲嶺候補と握手した農家の男性(76)は「新基地建設の問題に決着を付けてほしい。近所に住む自民党の支持者にも声を掛けたい」と話しました。


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