「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2018年1月20日(土)

米軍機の相次ぐ事故に抗議

沖縄県議会が決議 全会一致

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 沖縄県議会は19日、臨時県議会を開き、相次ぐ米軍機の事故等に関する抗議決議、意見書を全会一致で可決しました。

 抗議決議・意見書は、▽普天間基地の5年以内(2019年2月末日まで)の運用停止▽在沖米軍の全航空機の総点検▽保育園・学校などの民間地上空での普天間基地所属の米軍機の飛行・訓練中止▽在沖米海兵隊を早期に国外・県外に移転すること▽沖縄県・日本政府・米国政府の3者による特別対策協議会を設置して事件・事故の再発防止を図ること▽日米地位協定の抜本的改定―を求めています。

 意見書・決議は「緊急着陸や部品落下事故などが短期間に相次いで発生する極めて異常な事態が続いている」とした上で「在沖海兵隊の撤退を求める声がある」と指摘しています。

 日本共産党県議団の渡久地修団長の話 決議で言及している普天間第二小学校での米軍機の窓枠落下について言えば、同校では米軍機が墜落したことを想定した避難マニュアルをつくり、毎年、児童の避難訓練をしています。こんなことをやっているところは、沖縄以外どこにもありません。

 18日、同校が避難訓練をしている中、上空を米軍ヘリが飛行しました。日本政府は、米軍に対して抗議はしましたが、学校上空の飛行禁止を求めていません。まさに当事者能力のなさを示しています。米軍に強く抗議するとともに、日本政府にも、沖縄の子どもたちの命と安全を求める立場にたって、民間地上空の飛行・訓練禁止と普天間基地の閉鎖を直ちに実現するよう求めたい。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって