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2018年1月20日(土)

日米が危険な空中給油訓練

オスプレイ墜落事故 わずか3日後に実施 2016年12月

本紙が情報公開請求

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(写真)米軍特殊作戦機から空中給油を受ける航空自衛隊救難ヘリ(在日米軍横田基地ホームページから転載)

 2016年12月13日に沖縄県の米海兵隊普天間基地(宜野湾市)所属のMV22オスプレイが、空中給油訓練中のトラブルが原因で墜落してからわずか3日後、航空自衛隊と米軍が同県周辺空域で空中給油訓練を行っていたことが防衛省への情報公開請求で分かりました。

共同演習延べ1124日間 16年度

 本紙が公開請求したのは16年度に実施した自衛隊と米軍による共同訓練・演習(日米双方が参加した多国間共同訓練を含む)の詳細です。これによると、MV22オスプレイ1機が夜間の空中給油に失敗し同県名護市安部(あぶ)の浅瀬に墜落してから3日後の16年12月16日、沖縄周辺空域で空自のF15戦闘機8機やUH60Jヘリなどが米軍と空中給油訓練を行っていました。

 米側の参加部隊は黒塗りで明らかにされていませんが、日本側に空中給油機が含まれていないことから、米軍が給油を行っていたのは確実です。事故の原因が究明されていない中、米軍は通常通り空中給油訓練を行っていたことになります。空自と米軍が沖縄周辺空域などで同訓練を行ったのは延べ4回、計8日間。いずれも、米軍参加部隊は黒塗りで公開されませんでした。

 16年度に行われた日米間の共同演習は111回、延べ1124日間に達し、引き続き高い水準にとどまりました。

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