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2018年1月12日(金)

きょうの潮流

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 SNSというネット時代の下で様変わりした感がある年始のあいさつ▼大学時代一緒に活動した仲間でつくるLINEでは、「こどもの権利を守るため、保育の市場化を許さないため頑張ります」「大砲かバターか、の言葉が現実的になってきました。力をつける大事な年です」「共同の輪が大切です」との檄(げき)が飛び交います▼被団協事務局次長の和田征子(まさこ)さんは、フェイスブックで発信。核兵器禁止条約の採択など「被爆者の運動にとって大きな歩みとなる昨年でした。今年は更にその歩を皆さまと共に進めなくてはなりません」▼生後22カ月のとき、長崎で被爆した和田さん。21歳で洗礼をうけ、“世界の平和は恵まれた人たちだけのものではない”と被爆者の先達を思い、歩んできました。ICANのノーベル平和賞受賞も、被団協と原水協が共同受賞するのが筋だとも。ローマ法王庁の国際会議では「核兵器は正義ではありません。廃絶しなければなりません。人類の責任です」とスピーチ▼「核兵器のない世界」の実現へどう進めるか。新年早々、ローマ法王は原爆投下後長崎で撮影された写真「焼き場に立つ少年」をカードにして「戦争が生み出したもの」との言葉を添えて世界に広めるよう呼びかけました▼核兵器禁止条約の「核兵器の生産、維持及び近代化計画のために経済的及び人的資源を浪費している」との指摘がヒントになりそうです。軍備よりも貧困と格差の是正を、教育や福祉に使え―世界的たたかいでの、壮大な共同です。


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