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2018年1月10日(水)

一致点を大切に共闘

社会保障抑制を告発

三重医療福祉の集い 小池書記局長が語る

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 三重県日本共産党医療後援会は8日、小池晃書記局長と医療・福祉関係者ら市民が語り合う「医療と福祉を守る仲間たちのつどい」を津市内で開きました。参加者からは社会保障や市民と野党の共闘、共産党の綱領・歴史などへの質問が出され、小池氏が一つひとつ丁寧に答えました。


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(写真)「医療と福祉を守る仲間たちのつどい」で参加者と懇談する小池書記局長(奥左から3人目)=8日、津市

 小池氏は「安倍政権の5年間の社会保障費の自然増抑制は小泉政権の5年間を上回っています。安倍政権は消費税増税までして、さらに抑制しようとしています」と告発。75歳以上の医療費窓口負担の2割への引き上げなど連続改悪が財界の要求で打ち出されているのに対し、職能団体や利用者から党派を超えた反対の声があがっていると強調しました。「地域や社会・経済状況の違いによる『健康格差』が世界で問題となるなか、1%の大企業・富裕層でなく99%の国民のための政策が必要です。社会保障・教育の拡充と、財政危機打開・経済成長は両立可能だと正面から示していきたい」と訴えました。

 県内の介護施設で役員を務める男性は「安易に参入してくる企業が増えるなか利用者は増えず、私の働く施設は収益が悪化している」と発言しました。小池氏は「報酬の引き上げだけでなく、営利目的の企業への入り口規制も必要です。現場の実態を国会でとりあげたい」と応じました。

 「市民連合みえ」呼びかけ人も参加し、「衆院選も参院選も共産党さんの支えがあっての共闘でした。今後は、『共産党アレルギー』を解いていく課題もあります。みんなが気持ちよくたたかえる本気の野党共闘に近づけるように頑張りたい」と話しました。

 小池氏は、党名に刻まれた理念・理想や「未来社会」について縦横に語り、党への誤解や偏見を丁寧に解いていきたいと回答。米国言いなり・財界中心という日本の政治の大本に切り込む党の立場を説明するとともに、「共闘の中でお互いの個性は大切であり、共産党も独自性を出していきたい。同時に、お互いの一致点を大切にして丁寧に共闘を積み上げていくことが大事です。安倍政権を倒すために本気の共闘の実現に力を尽くしたい」と語りました。


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