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2018年1月8日(月)

リアルとことん共産党

小池書記局長・香西地区委員長・白石都議が参加

司会者 “共産党を否定する理屈ない”

小池氏 “世の中変えるには柔軟さも”

東京・品川

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(写真)日本共産党品川地区の「リアルとことん共産党」で語る(左から)司会のひげたま、朝岡の両氏と、小池、香西、白石の各氏=6日、東京都品川区

 東京都品川区で6日に開かれた「リアルとことん共産党」では、昨年の衆院選で初めて日本共産党綱領を読み「正しいと思った」と言う「ひげたま」(インターネット上のハンドルネーム)さんらが司会を務めました。小池晃書記局長(参院比例候補)、衆院選で東京3区候補として奮闘した香西克介党品川地区委員長、白石たみお都議が、ネットで寄せられた質問に答え、会場の参加者と対話しました。

 冒頭、メールやツイッターで寄せられた「共産党が受け取りを拒否した政党助成金が他党に回るのはおかしい」などの質問に小池氏らが「憲法違反の制度だが、共産党が議席を伸ばすと他党に回る助成金が増えるという問題もある。廃止でこそ問題が解決できる。そもそも政党が自分でお金を集める努力をしなくなった」と答えました。

 会場の参加者から質問や意見が相次ぎました。ある男性(38)が「リニア新幹線や豊洲新市場で(ゼネコンの)談合疑惑がすごいのに、メディアは及び腰だ。どう対抗していくのか」と質問したのに対し、白石氏は「豊洲新市場(の地下水)では環境基準の160倍のベンゼンが検出された深刻な事態。移転を決まったものとして進めることは認められない」と力説。水産仲卸の女性業者でつくる「築地女将(おかみ)さん会」などが移転反対運動に取り組んでいることを紹介し、「移転を押し返すには都民の運動が重要です」と述べました。

 「市民の声が上がるほど押し返す力が強くなる?」と聞くひげたまさんに、白石氏は「私たちが求めてきた政務活動費の新年会・飲食への支出禁止も、世論の厳しい目があったから実現した。世論が大きくなれば政治は必ず変わる」。ひげたまさんも「『運動しても意味があるのか』と思う瞬間があるが、『押し返せる』と言われれば、やろうかとなる」と返しました。

 企画終盤、小池氏は「共産党のことを知らなかったのに、どうして総選挙で香西さんを推そうと思ったんですか?」と、ひげたまさんに“逆質問”しました。

 ひげたまさんは「希望の党の騒ぎなど分からないことがたくさんあったので、(香西氏の)街頭演説を聞きに行ったら、思っていたよりまともでした」と応じ、「『怖い』とか『変なことするんじゃないか』とか、否定する理屈がないことに気づきました」と語りました。

 さらに「香西さんはツイッターが面白いので、いじりがいがあるなと思った」と話すと、香西氏は「今の調子でツイッターをやろうと思います」と頭をかきました。

 これを受け、小池氏が「世の中を変えるためには、柔軟さも必要。この世の中を変えるのが共産党。しがらみやしきたりに縛られていたら世の中は変えられない」と応じると、会場からは賛同の大きな拍手が起きました。


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