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2018年1月5日(金)

9条守る共同広げる年に

東京・新宿 日本共産党が新春宣伝

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(写真)新春街頭宣伝で訴える(左から)吉良参院議員、田村副委員長、大山都議=4日、東京・新宿駅西口

 日本共産党は4日、東京・新宿駅西口で新春街頭宣伝を行い、憲法9条改憲に反対する3000万署名への協力を求めました。田村智子副委員長・参院議員、吉良よし子参院議員、大山とも子東京都議がマイクを握り、山添拓参院議員も駆け付けました。幅広い年齢層の人々が署名に応じ、各氏の訴えに熱心な拍手や声援を送りました。

 田村氏は、多くの人の初詣の願いに共通しているのは「平和な世の中に」の願いだとして、安倍政権の改憲策動を批判。「憲法に自衛隊を書き込む理由は何か。自衛隊の海外での武力行使を禁じる一番の力が9条だからだ」と指摘し、「市民と野党の力で安倍政権を包囲し、新たな共同を広げていく」と新年の決意を述べました。

 来年の参院選で改選を迎える吉良氏(東京選挙区)は、ブラック企業を追及してきた5年間で、厚生労働省が違法な企業の名前を公表するようになったことを紹介。「ブラックキラー、吉良よし子。ありとあらゆるブラックな現場をなくすために皆さんと力を合わせる」と力を込めました。

 大山氏は、市民と野党の共闘を広げ「9条を守ろうの声で国会を取り囲み、改憲発議ができないように追い込もう」と訴えました。

 署名した女性会社員(29)は「小中の5年間、長崎で暮らして被爆者とも触れ合ってきました。平和を守ってきた憲法の改悪には反対です。一人からでも声をあげていきたい」と話しました。

 拍手しながら聞いていた女性(34)は「自民党の改憲草案は緊急事態条項など盛り込んでファシズムまっしぐら。“北(朝鮮)の脅威”をあおって改憲するなんて怖い」と語りました。


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