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2017年12月9日(土)

特別国会で光った共産党の存在感

「共闘の時代」にふさわしい党活動の先頭に

国会議員団総会 志位委員長があいさつ

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 39日間の第195回特別国会(会期末9日)は8日、事実上閉幕しました。日本共産党は、森友・加計疑惑をはじめ、外交・内政の安倍政権の基本姿勢をただし、安倍晋三首相は逃げの答弁で議論拒否に終始して疑惑がいっそう深まるなど、追い詰められた姿が鮮明となりました。

(志位委員長のあいさつ全文)


写真

(写真)日本共産党国会議員団総会。あいさつするのは志位和夫委員長=8日、国会内

 日本共産党は国会議員団総会を開き、あいさつした志位和夫委員長は、共産党の論戦の成果、野党共闘の前進を確認するとともに、来年の通常国会に向けて、安倍9条改憲阻止などのたたかいを大きく広げようと呼びかけました。

 志位委員長はあいさつで、特別国会について「26人の衆参議員団がわが党ならではの論戦を展開し、共産党の存在感が光った国会になった」として、三つの成果―(1)森友・加計疑惑の徹底究明で安倍首相をさらに一歩追い込んだ(2)外交、内政の根本問題で安倍政権と正面対決し、国民の立場からの抜本的対案を示した論戦(3)野党共闘の新たな前進―を強調しました。

 志位氏は、共産党議員団が、森友・加計疑惑の徹底究明の論陣を張り、メディアが注目するなど大きな反響を呼んだことに言及し、「首相はこの国会で幕引きを図ろうと考えていたが、いよいよ疑惑が深刻になったというのが到達点だ」として、徹底究明には首相夫人の昭恵氏、加計孝太郎加計学園理事長の国会招致が不可欠だと述べました。

 内外の焦点の問題で安倍政権の急所を突き、打開策を示した論戦では、「異常な米国いいなり、財界中心という二つのゆがみにメスを入れる、わが党ならではの先駆的な論戦だった」と語り、通常国会に向けて論戦・対案を大いに発展させようと訴えました。

 野党共闘の新たな前進について、志位氏は、野党の質問時間削減などの議会制民主主義を破壊する安倍政権の暴挙を野党が連携して押し返したことや、総選挙後初めての国会で、野党共同で「共謀罪廃止法案」などを提出したことを示し、「今後の野党共闘再構築の新たな一歩となるものだ」と強調。今後のたたかいで、「とりわけ『安倍9条改憲を許さない』―の一点で国会内外の市民と野党の共闘を発展させ、3000万署名をやりきるために、全力をあげて奮闘しよう」と呼びかけました。

 最後に志位氏は、第3回中央委員会総会決定が全党に新たな活力をもたらしつつあると報告し、「共闘の時代」にふさわしい党活動・党建設の先頭に国会議員団が立つことを熱く訴えました。


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