2017年11月23日(木)
米軍事故 もう耐えられない
沖縄で緊急集会
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沖縄県の「基地の県内移設に反対する県民会議」は22日、在沖縄米軍基地司令部ゲート前(北中城=きたなかぐすく=村)で、米海兵隊員が飲酒運転で会社員を死なせた事故に抗議する緊急集会を開きました。100人を超える人が「米軍基地をなくすしかない」との思いを共有しました。
宜野湾市の桃原功市議は「被害者は信号を守って右折した。すると飲酒運転の米兵が直進で突っ込んできた。酔っ払いに公用車のカギを渡す米軍の統治機能はどうなっている? もう耐えられない」と訴えました。
県民会議共同代表で沖縄県統一連の中村司代表幹事は「再び事故は起きた。県民は何度も『再び』を聞いた。もう米軍も安保条約もいらない。辺野古新基地建設などもっての外だ」と語りました。
同共同代表で沖縄平和運動センターの山城博治議長は「翁長雄志知事がニコルソン在沖縄米軍四軍調整官に言ったのと同じ『もういいかげんにしてほしい』という気持ちだ」と訴えました。
日本共産党からは瀬長美佐雄、西銘純恵、比嘉瑞己の3県議と市町村議が参加しました。西銘県議は「県民の命と人生、尊厳を奪った米軍基地をなくす以外に私たちが安全に生きる道はない」と述べました。