2017年10月3日(火)
17歳・芝野七段が新人王に
囲碁 孫五段を熱戦の末下す
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囲碁の第42期新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負第2局が2日、東京都千代田区の日本棋院でおこなわれ、午後3時52分、221手まで黒番の芝野虎丸七段(17)が孫普iまこと)五段(21)を破って、2連勝で初優勝を飾りました。(関連記事)
芝野七段は7月、全棋士参加のテレビ棋戦竜星戦で優勝し、三段から一気に七段に昇段しました。このため3回目の出場にもかかわらず今期で新人王戦卒業が決まっています。
最後のチャンスをものにした芝野七段は「決勝の2局とも、危ない局面があったが、結果が残せたのはよかった」と喜びを語り、「(今後の目標は)とりあえず、日本国内で実績を残したい」と笑顔を見せました。
1999年11月9日生まれ。神奈川出身。2014年夏季入段、15年二段、16年三段、17年七段。