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2017年9月17日(日)

堺の古墳を世界遺産へ! 市民のマーチ

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(写真)「世界遺産登録をめざそう」と拳を上げる竹山市長とゆるキャラたち=16日、堺市

 2019年の世界文化遺産登録をめざす国内推薦に「百舌鳥(もず)・古市古墳群」が選ばれたことを祝う「市民のマーチ」(主催=I LOVE 堺 古墳を歩こう会)が16日、堺市で行われました。

 雨の中、そろいのTシャツを着た人やレインコートを着た親子連れなど多数の市民が参加し、「堺の古墳を世界文化遺産にしよう」の掛け声に「オー」と声を上げ、清掃用のゴミ袋を手に大仙(山)古墳(仁徳陵古墳)の周囲を行進しました。ステージでは大阪出身の音楽グループの演奏や、ご当地のゆるキャラたちが祝福ムードを盛り上げました。

 竹山修身市長はあいさつで「国内推薦を得られたのは市民の皆さんをはじめ、広範な団体の皆さんのおかげです」と感謝の意を表明。1600年前から市民と共存共栄してきた古墳群を守っていくことが堺市民の責務だと強調。「世界の人々に私たちの誇りである百舌鳥・古市古墳群を見ていただきましょう」と呼び掛けました。

 百舌鳥・古市古墳群をめぐっては、10年間に及ぶ市民の地道な清掃活動などがあり、4度目の挑戦で国内推薦を得られました。

 小学5年生の娘と参加した女性(38)は「ようやくここまで来ました。世界遺産になるまでがんばります」と話しました。


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