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2017年9月8日(金)

爆音「授業できない」

自治体の中止要請を無視

厚木空母離着陸訓練 住民苦情500件超

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(写真)次つぎ離着陸訓練を行うFA18戦闘攻撃機(写真中央左と右上)=5日、米海軍厚木基地

 神奈川県綾瀬市、大和市にまたがる米海軍厚木基地で1日から5日まで行われた原子力空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)は、住民の生活に大きな被害を与えました。

 訓練は当初の予定より1日早く終了。原子力空母は8日、母港にしている横須賀基地(横須賀市)を出港する見込みです。

 在日米軍がFCLPを行うと通知してきたのは訓練開始当日。県や周辺自治体は同日、訓練の中止を要請しましたが、午後3時2分、訓練開始を強行しました。

 強行された訓練は激しい爆音を伴うもので、周辺自治体には、市民から苦情が殺到しました。

 綾瀬市に寄せられた苦情は、4日間で332件。その内容は、「1歳の子が抱きついてくる」「赤ちゃんが泣く」「勉強ができない」「墜落するのではと不安になる」などでした。

 大和市には合計181件の苦情があり、「子どもが怖がっている」「病気なのに休めない」「授業にならない」などの訴えがありました。

 綾瀬市は2日に、大和市は2、4、5の3日間に、くり返し訓練の中止を申し入れましたが、在日米軍は訓練を続けました。

 今回の訓練強行を受けて、県知事と基地周辺9市長は7日、防衛相と外務相に対して、厚木基地で二度とFCLPを行わないこと、岩国基地(山口県)への移駐が厚木基地周辺住民の負担軽減に確実につながるものとすることなどを強く要請しました。

 日本共産党と地元の平和団体も5日、現地を視察し、厚木基地に抗議文を提出。訓練の中止を求めると同時に、「岩国基地への空母艦載機の移駐が負担軽減にならないことが明白になった」として、根本的に問題を解決するために原子力空母の母港化を撤回するよう求めました。


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