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2017年8月28日(月)

事務総長に首相盟友の根本氏

自民改憲推進本部が会合

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 自民党の憲法改正推進本部は23日の幹部会合で、根本匠元復興相を新設の事務総長に、岡田直樹幹事長代理を事務局長に充てる人事を決めました。

 前事務局長の上川陽子氏が3日の内閣改造で法相として入閣し同ポストが空席になったことをうけた人事ですが、根本氏は安倍晋三首相の信認の厚い盟友の一人。実務の中心に安倍首相の側近を配置し、改憲原案取りまとめ加速に首相の意向を反映させる体制です。

 岡田氏は参院憲法審査会の幹事を務め、一貫して改憲問題に関与してきた人物で、事実上の安倍首相の後援グループである「創生日本」の事務局次長を務めます。

 また今後、首相の最側近で党幹事長代行に就任した萩生田光一前官房副長官も推進本部の幹部に就任する見通しです。

 同推進本部は週明けの29日から自衛隊明記の9条改憲、緊急事態条項の創設、教育無償化、参院の合区解消など選挙制度の四つの論点について2巡目の議論に入る予定ですが、自民党関係者によると日程は多少ずれ込む見通しです。

 他方、同本部内では9条改定案をめぐって幹部間での検討会(インナー会合)が開始されています。高村正彦副総裁は11月下旬までに党の改憲案を国会に提示するスケジュールを堅持すると発言しています。9月に入れば改憲原案づくりの議論を本格化させます。


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