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2017年8月24日(木)

全国私立高校生アンケート

進学断念 10人に1人

高校生、武田参院議員らと懇談

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(写真)武田良介参院議員(右奥)と懇談する高校生ら=23日、参院議員会館

 全国の私立高校生に学費問題や18歳選挙権への意識などを調査した「全国高校生1万人アンケート」全国実行委員会は23日、国会内で、アンケートから見えた問題や要求を各政党の国会議員と懇談しました。

 アンケートには28都府県126校1万4371人の生徒が回答。私立高校の学費負担については、「親の負担に後ろめたく思う」など心苦しいという回答が約80・9%(1万1628人)に及んでいます。

 日本共産党との懇談では、私立高校生9人が、武田良介参院議員と語り合いました。

 愛知県の私立高校3年の女子生徒は、経済的理由で大学進学できないと回答した生徒が約10%(1437人)だったことについて「家庭の事情で進学を諦めている人が、10人に1人います。これが数字で表れたことには大きな意味があります」と強調しました。

 自身も、行きたい大学への進学に奨学金の利用が必至だとのべ、「将来働いて返すことができるか不安です」と話しました。

 生徒たちの話を聞き、武田氏は「本来、政治の仕事として、皆さんが学びたい学問を学べるようにすることは当然のことです」と指摘。「政治を変え、皆さんの背中を未来に向かって押せるような社会をつくります」とのべました。


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