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2017年8月18日(金)

客足 冷え冷え

長雨の影響 海水浴場悲鳴

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(写真)長雨の合間に江の島の海岸で楽しむ海水浴客たち=17日、神奈川県藤沢市

 さぁって…夏といえば“海”ですね! ところが、関東地方は8月に入って、17日間も雨続き。1977年に記録した22日間に次ぐ長さです。17日、気温も上がり、若干晴れ間も見えた、神奈川県藤沢市江の島東浜海水浴場で聞きました。

 「昨日の冷たい雨に比べたら、今日は人も出ていますよ。それでも少ない、少ない」。監視員の男性は首を振り振り語ります。

「今年初めて海で泳いだ。波だ、波だ…」とはしゃぐのは、小学校3年生。名古屋市からお母さんの実家に帰省しています。お母さんは「波はプールにないので遊べて良かった」と笑います。

 時折、肌寒い冷たい風が吹くなか20代の会社員の女性3人組が自撮りで盛り上がります。「海は今年初めて。寒くて足だけつかります」

 9年前からサーフボードの店を開く男性(35)は「お盆の客の入りが例年の半分ですね。パドルやウインドサーフィンの教室の席が埋まらない。開店以来、今年は一番よくない」と話します。

 老舗の海の家経営者は「1日も休まずに営業してきた。昨年よりお客が減っているのは事実。アルバイトの数を調整しながら様子をみている。8月31日まで挽回できるか勝負だ」と語ります。

 藤沢市は「海水浴客が昨年より減っている。どれだけ減っているかは31日までの統計を見ないと答えられない」としています。


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