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2017年7月23日(日)

「山鳥坂ダムいらない」

清水議員調査 「市民の会」と懇談

愛媛・大洲

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(写真)梅木市議(右)らの案内で山鳥坂ダム建設予定地を視察する清水議員(中央)=22日、愛媛県大洲市

 日本共産党の清水忠史衆院議員は22日、愛媛県大洲市の肱川(ひじかわ)の支流・河辺川で国が治水目的に建設計画を進めている山鳥坂(やまとさか)ダムなどを現地調査しました。梅木かづこ市議、「山鳥坂ダムはいらない市民の会」の人たちから説明を受け、懇談しました。

 清水氏は、ダム建設予定地で相次ぐ山崩れの現場や、昨年7月に崩落し半年ぶりに仮復旧した県道などを視察。同会の男性(73)は「こういう地質の所にダムを造るべきでない。河底の掘削や堤防整備、山の間伐など林業振興の方が重要だ」と語りました。

 また、山鳥坂ダム建設計画に関連して来年完成予定の、鹿野川ダムの水を抜く直径約11メートルのトンネル洪水吐(こうずいばき)を視察。国から市に放流に関する説明もなく、「堰堤の下に流すだけでは安全は守れない」などと問題点が指摘されました。

 市街地そばの肱川に数メートルも砂が堆積した川床や河原も見学し、近くに住む同会の女性(80)は「海までこんな状態です。砂を取らなければ洪水は民家や田に行ってしまう」と訴えました。

 清水氏は「ダムなしでも治水対策は可能です。河底を浚渫(しゅんせつ)したり、堤防を整備したりすることこそ必要です」と話しました。


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