2017年6月27日(火)

市民と力合わせ猛追

中野区（定数３）　浦野候補

（写真）演説を聞いていた人と握手する浦野さとみ都議候補＝25日、東京都中野区

　東京都議選（７月２日投票）で、定数が１減の３人区となった中野区では、日本共産党の浦野さとみ候補（３６）＝新＝が、植木こうじ都議の議席を必ず引き継ぐため、自民、公明、民進の各現職、都民ファースト新人らと当落線上の大激戦を繰り広げています。

　国政私物化と憲法破壊の安倍自公政権への区民の怒りが高まる中、国政でも都政でも自公の暴走と真正面から対決し、保育園増設など都民要求を実現してきた共産党への期待は大きく広がり、「こんどは浦野さん」の声が多く寄せられ、急速に追い上げています。

　作業療法士として働き、区議として多くの生活相談に奔走してきた浦野候補は「お金のあるなしで健康や命に格差が生じる社会は間違っています」と語り、福祉・暮らし優先の都政への転換を訴えています。

　勝手連的にステッカーなどを掲げていっしょに訴える人も登場するなど、市民とともにたたかう選挙戦となっています。

　他党も生き残りをかけ必死です。自民は企業・団体の締め付けで組織票固めに懸命。公明は共産党攻撃をエスカレートさせ、「浦野落とし」の作戦で浮上を狙っています。

　共産党中野地区委員会は「情勢激変で、共産党と浦野候補への関心や期待が大きくなっている。広がった関心・期待を得票に結び付けるため、選挙の担い手を広げながら、他陣営を上回る宣伝、対話・支持拡大に取り組もう」と、党支部・後援会に総決起を呼びかけています。