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2017年6月2日(金)

きょうの潮流

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 水の月、6月に入りました。すでに夏の暑さで半袖姿も目につきますが、平年では来週半ばから梅雨入りする所が多くなってきます。季節が後戻りするような時期です▼憂鬱(ゆううつ)な気分にさせるのが、月替わりの値上げラッシュ。郵便はがきが10円も上がって62円になり、バターやビール類、車のタイヤも。電気やガスの料金もさらに引き上げられます。じわじわと圧迫される家計。腹立たしさに輪をかけるのが政治の堕落ぶりです▼国民生活の向上に努めるべき政府がお仲間だけに便宜を図る。いまいましい疑惑が相次いでいます。先日、安倍政権の退陣を求めた山形市内の昼デモで、こんなのぼり旗が掲げられました。「“もり”“かけ”特盛り大サービス」▼森友、加計の両学園問題をやゆしたものはちまたでも。経済学者の金子勝さんがツイッターで“モリとカケ、日本の政治はのびた蕎麦(そば)みたい。出てくるのはキツネとタヌキばかり。税金はザルに水のごとき―”などとつぶやいたり▼黒を白にされたり、あるものがないとされたり、相手をおとしめたり。渦中の人物が証言しているのに、資料をひた隠し、調べようともせずに居直る。安倍首相をはじめ、政権の面々は国民監視の共謀罪法案をめぐっても、でたらめな答弁をくり返しています▼疑惑が曖昧にされ、権力の不正や慢心がただされずに、いら立ちやストレスが募っていく日々。6月は衣替えの季節。晴れない気持ちをすっきりさせるためにも、ここは一刻も早いアベ“おろし”を。


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