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2017年5月22日(月)

改憲許すなと若者憲法集会

「主権者は私」「共謀罪イヤ」

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(写真)「私と憲法」のスピーチをする若者たち=21日、東京都世田谷区

 若者の願いと憲法が生かされる政治を実現しよう、真っ向から反する安倍政権にNOを突きつけようと21日、若者憲法集会(同実行委員会主催)が東京都内で開かれました。

 世田谷区で開かれた全体会には「ボクらが主権者」「共謀罪いややなぁ」などと書いたプラカードを手に全国各地の青年・学生など1000人(主催者発表)が参加しました。

 開会あいさつした小山農(みのる)さん(日本民主青年同盟委員長)は、憲法を2020年までに変えるという安倍晋三首相の発言を批判し、「憲法をないがしろにする政治を変え、憲法をいかす政治に踏み出そう」とよびかけました。

 青年が「私と憲法」と題してスピーチ。障害のある青年たちの願いを聞いてきた大阪の青年は「憲法を学んで、障害のある人もない人も一緒に生きていくことの大切さが分かった。憲法12条の“不断の努力”で生活を良くしたいと求め続けたい」と発言しました。

 神戸女学院大学の石川康宏教授が大学生の質問に答えて、「改憲が狙われる一方、戦争法反対など、個人の尊厳を大切にする市民の運動が画期的に盛り上がり、憲法通りの日本を実現しようという運動が起こっている。まさに『歴史の分岐点』を迎えている」と強調。「苦しい上り坂を上り切れば、一気に政治を変えることができる」と励ましました。

 「一人では政治は変えられません。参加者を募ってまとめていく力をつけるとともに、勉強してほしい」「いつの時代も若者はすぐ結果を求めたがるが、性急さを乗り越えるために、歴史や社会の仕組みを学ぶことが大切です」とアドバイスしました。

 参加した兵庫県伊丹市に住む23歳の大学院生は「憲法が定めた『戦争しない国』の根幹が揺らいでいる由々しき事態。他の国の人に被害を与えたくもないし、被害を受けたくもないので、声をあげたい」と話しました。

 全体会に先立って、都内2会場で五つの分科会が開かれました。


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