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2017年5月15日(月)

憲法・豊洲・暮らし 大激戦、共産党勝利を

江戸川 志位委員長訴え

2017都議選 6月23日告示 7月2日投票

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(写真)志位和夫委員長(左)と河野ゆりえ都議が訴える街頭演説=14日、東京都江戸川区

 日本共産党の志位和夫委員長は14日、東京都議選の勝利・躍進をめざし、定数5を有力6候補が争う少数大激戦の江戸川区で、河野ゆりえ都議を必ず勝利に押し上げてほしいと、同区の西葛西駅前の街頭で訴えました。「今度の都議選の対決構図は『自民・公明対日本共産党』です」と切り出した志位氏は、憲法9条改憲、築地市場の豊洲新市場移転、都民の福祉と暮らし―の三つの大争点が浮上してきたと述べ、共産党に都民の願いを託してほしいと訴えました。子連れの家族など駅前広場に聴衆の輪が大きく広がりました。

 志位氏は、安倍晋三首相が9条に3項を設けて自衛隊を明記すると宣言したことについて、自衛隊の憲法上の追認にとどまらず、海外での武力行使を無限定に可能にするものだと告発。自衛隊の明記という“シナリオ”を書いたのが改憲右翼団体「日本会議」で、その狙いは戦力不保持を定めた9条2項の「空文化=死文化」にあるとあけすけに述べていることを示し、「安倍自公政権による憲法破壊から、世界に誇る9条を守れという願いを、どうか日本共産党にこぞってお寄せください」と力説すると、「がんばれー」の大きな声援と拍手が起こりました。

 都民、国民の食の安全にかかわる都議選の最大争点の豊洲移転問題について、志位氏は、汚染土壌の上の生鮮食品市場の設置は政府も「とんでもない」との立場を示していると指摘。汚染土壌の除去・浄化、盛り土による汚染の遮断という都の二つの約束が果たされず、移転はきっぱり中止するしかないこと、築地の再整備は十分可能であることを丁寧に解説。無反省な移転推進にしがみつき、「築地も汚染」などとバッシングまで行う自公に厳しい審判を下そうと呼びかけ、「豊洲移転にきっぱり反対しているのは日本共産党です。『豊洲移転中止、世界に誇る築地市場を未来に引き継ごう』。この願いは日本共産党にこぞってお寄せください」と訴え、大きな拍手に包まれました。

 志位氏は、三つ目の争点として、「逆立ち都政」にメスを入れて福祉・暮らし最優先の東京をつくることを訴えました。

 志位氏は「豊洲移転という無謀は、『逆立ち都政』のゆがみと深くかかわっています」とズバリ。「石原・猪瀬・舛添の歴代3都知事と自公都政のもとでの『巨大開発が福祉と暮らしを押しつぶす』――『逆立ち都政』のゆがみにメスを入れる力をもってこそ、みなさんの福祉と暮らしを守ることができる」と力を込めて訴えました。

 高すぎる国保料の引き下げと、保育園、特養老人ホームの増設など、党都議団が掲げる重点公約には、財源と都議団の実績という「二つの裏付け」があると強調。東京外環道路のような巨大開発にメスを入れれば財源は出てくると語り、巨大開発推進の自公は「逆立ち都政」をいっそうひどくし、都民ファーストも巨大開発の問題では同じ立場を続けていると指摘しました。

 志位氏は、17議席の党都議団の都政を動かす大活躍として、「調査」――豊洲市場の地下空間の発見、「提案」――認可保育園増設、シルバーパス負担軽減などについて語り、党躍進で都民の願いを実現しようと熱く訴えました。

 志位氏は、河野ゆりえ都議の都議会での築地市場の豊洲移転問題をめぐる論戦や猪瀬直樹元知事の裏献金疑惑に対する追及を紹介。「都政の闇をただす力を持っているのは河野さんだけです。どうか勝たせてください」と訴えました。

 河野都議は「安全な市場を未来に引き継ぐのが私たちの責任です。豊洲移転をきっぱり中止し、築地市場の再整備を訴える日本共産党の私を都議会に送り出してほしい」と力を込めました。


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