2017年5月11日(木)
憲法審査会開会は論外
穀田氏会見 首相改憲発言を批判
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は10日、国会内で記者会見し、11日に予定されていた憲法審査会の開会について問われ、「憲法審査会は、改憲案を発議するためにつくられたものであり、私たちは一貫して審査会を動かすことに反対してきた」と指摘。安倍晋三首相が憲法9条を改定し2020年に施行すると発言をしたもとで開くことは「論外だ」と強調しました。
穀田氏は、安倍首相が新たな改憲発言をしたのは「国会で政党間の議論を活性化するため」と述べていることについて、「国民は改憲を求めていないし、憲法審査会では、自民党も9条改憲をテーマとして提示していない。そうしたことをいっさい無視して、行政府の長が立法府のあり方を指図することは許されない」と批判しました。
そのうえで、「官邸の介入を許すのかどうかが立法府に問われている。憲法審査会を開くことなど論外だ」と主張しました。