2017年4月20日(木)
“沖縄県民を侮辱”
穀田氏 自民・古屋氏の発言批判
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は19日の国会内での記者会見で、自民党の古屋圭司選対委員長が、23日に投開票される沖縄県うるま市長選の山内スエコ候補(共産、社民、社大、自由、民進推薦)が掲げる小中学校の給食費無料化の公約を「全く財源の裏付けのない無責任な公約や、空虚なキャッチで市民への詐欺行為にも等しい沖縄特有のいつもの戦術」などと攻撃していることについて問われ、「沖縄県民を侮辱する発言で全く許しがたい」と述べました。
穀田氏は「沖縄県民を侮辱、さげすんだ横柄な態度だということは論をまたない」と指摘。政府・自民党による米軍基地建設の圧力に沖縄県民が屈しないなかで、無法と横暴を重ねるものだと強調しました。
公約の財源的裏付けについても、うるま市の財政調整基金が約140億円あることを示して反論。すでに沖縄県内では五つの自治体で無料化を実施していると述べました。
また、浦添市や宜野湾市では自民党系候補が小中学校の給食費無料化を公約していたとし「それは詐欺だったのか。相手に打撃を与えればなんでもいいというあざとさを感じる」と批判しました。