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2017年4月20日(木)

きょうの潮流

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 北朝鮮と米国は危険な軍事挑発を直ちにやめ、対話による北朝鮮の非核化と北東アジアの安定化を図れ、日本政府は両国に危機回避を申し入れよ―▼北東アジアに緊張が走るなか、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(日本AALA)が関係国やアジア諸国に要請文を送りました。非同盟諸国と手をつなぎ、核兵器や軍事同盟をなくし、すべての国が平等に参加できる世界秩序をめざしてきた組織ならではの活動です▼日本AALAの創立は1955年。第2次大戦後、世界に独立の波が広がる最中でした。アジアやアフリカで民族自決の原則が掲げられるなか、「彼らは植民地主義のくびきをたちきり、みずから自分たちの運命の主人となることを決意した」と宣言しました▼非同盟運動が進む一方で強まる大国の干渉。キューバやベトナム人民との連帯、アパルトヘイト反対や米国支配に苦しむ中南米の人びとを支援してきました。その歩みは創立直後から尽くしてきた秋庭稔男(あきにわとしお)さんの『私と日本AALAの60年』に詳しい▼諸国民のたたかいを通して人類史に巨大な変化をもたらした20世紀。独立を勝ち取った多くの国ぐには、いま世界政治の主人公に。それは先に国連で開かれた「核兵器禁止条約の国連会議」でも証明されました▼参加した日本共産党の志位委員長は強調します。いまの世界で大切なのは、国の大小でも経済力や軍事力の大小でもない。どんな国であっても道理にかなった主張こそが大きな力を発揮する、と。


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