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2017年4月17日(月)

くらし・平和守る山内氏勝利を

沖縄・うるま市長選告示 自公推薦現職と一騎打ち

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(写真)出発式で、市政刷新へ決意を述べる山内候補(中央)=16日、沖縄県うるま市

 沖縄県うるま市長選が16日告示(23日投票)され、「オール沖縄」の立場から初の女性市長をめざす前県議の山内スエコ氏(59)が立候補しました。山内候補は、安倍自公政権丸抱えの現職、島袋俊夫氏との一騎打ちを勝ち抜き、くらしと平和を守る市政へ「チェンジです」と第一声で呼びかけました。

 山内候補は「市民の所得が上がらないのは市政の失敗」と現市政を批判する一方、中学までの給食費無料化など子育て世代を支援し、活力を取り戻すと力説。元米海兵隊員による女性暴行殺害事件で、市民が流した涙と怒りを受け止め、基地被害の解消に力を尽くす決意とともに、「翁長(雄志)知事と一緒に建白書の実現を貫き通す。市民のみなさんの命と人権、財産、生活、私に任せてください」と訴えました。

 翁長知事の寄せたメッセージが代読され、「オール沖縄」の衆参国会議員6人らも必勝を呼びかけました。女性市長誕生を必ずと沿道を埋めた大勢の参加者が熱烈な「スエコ」コールを送りました。

 3人の子どもを育てる女性(35)は「保育園に入れるため半年、子どもを待機させて職探しに苦労しました。子育て世代に優しい市政をぜひ」。別の女性(70)は、辺野古新基地建設に伴う護岸工事の強行が迫る中、「スエコさんを勝たせて流れを変えたい」と期待を語りました。

 対する現職陣営は、自民党の古屋圭司、公明党の斉藤鉄夫両選対委員長が応援に入り、常に政府と一体になって動く「チーム沖縄」の市長を死守しようと、引き締めを徹底。基地問題には全くふれず、政府とのパイプ強調や山内候補の政策に対する「できもしない夢物語」との批判、反共攻撃を繰り返すばかりで、市民のくらしを向上させる展望は語れませんでした。


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