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2017年4月6日(木)

新基地建設

岩礁破砕許可が必要

沖縄県、防衛局を行政指導

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 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設で防衛省沖縄防衛局が岩礁破砕許可の期限が切れた1日以降も工事を続行していることについて、県は5日、同局に対し、許可を得ることが必要だと文書で通知する行政指導を行いました。

 防衛局は3日以降、県に申請しないまま海底掘削(ボーリング)調査を強行。これに関して県は、岩礁破砕許可がされていないことから、「岩礁破砕等の許可に関する取扱方針」に基づく協議を行うよう求めました。

 政府は地元漁協が漁業権を放棄していることから許可更新は不要として工事を続行していますが、県は漁業権を放棄したとしても漁業権の変更免許がされない限り、漁業権が設定されていると強調し、許可申請を要請しました。

 また、3月31日までの海上工事の進捗(しんちょく)状況を確認するため、ボーリング調査の実施状況、汚濁防止膜用のコンクリートブロックの設置状況などのほか、岩礁破砕を伴うおそれのある行為の内容や資料、位置などを19日までに報告するよう求めました。


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