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2017年4月5日(水)

日本郵政 “ブラック”ぶり追及

衆院委で梅村氏 残業是正を

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(写真)質問する梅村さえこ議員=4日、衆院総務委

 日本共産党の梅村さえこ議員は4日の衆院総務委員会で、日本郵政のグループ企業「日本郵便」におけるパワハラやサービス残業の是正を求めました。

 梅村氏は、日本郵便がパワハラや厳しいノルマを理由に、民間団体による「ブラック企業大賞」で2016年12月に「特別賞」に選ばれたと指摘。現場では「休憩がとれない」「サービス残業がなくならない」との声があるとして「労働者からの申告を待たずに実態調査を行い、積極的に未払い賃金を支払うべきだ」と求めました。

 労働時間管理に関し、梅村氏がタイムカードなど客観的な記録で行うべきだと指摘したのに対し、日本郵政の立林理常務執行役は、事前に残業時間を「超過勤務名簿」に記載のうえ残業させていると答弁。梅村氏は、事前に記載した時間を超えて働いても「後から修正すると勤務評価が悪くなる」と“泣き寝入り”する実態があると告発し、超勤名簿はサービス残業などがなくならない根本原因だと批判しました。

 梅村氏は、郵便局では最も忙しい12、1月の残業時間上限が、過労死ラインの160時間だと指摘。「労働者が安心して働けてこそ、ユニバーサル(全国一律)サービスを果たすことができる」と述べました。


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