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2017年3月31日(金)

核保有5大国が初めて守勢に

志位委員長とドゥアルテ元軍縮上級代表が会談

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(写真)ドゥアルテ元国連軍縮担当上級代表(中央)と志位委員長(左)、笠井政策委員会責任者=26日、ニューヨーク(遠藤誠二撮影)

 【ニューヨーク=遠藤誠二】日本共産党の志位和夫委員長は26日、セルジオ・ドゥアルテ元国連軍縮担当上級代表とニューヨークの同氏宅で会談しました。核兵器禁止条約の「国連会議」成功にむけて約1時間半、多岐にわたり意見交換しました。笠井亮政策委員会責任者が同席しました。

 志位氏は、国連に提出した「要請文」を手渡し、「核兵器保有国の参加を追求すべきです。しかし仮に最初は参加が得られなくても、核兵器禁止条約を結ぶことで核兵器を違法化でき、悪の烙印(らくいん)を押すことになります」との考えを伝えました。

 ドゥアルテ氏は、「要請文」をじっと読んで、「まさにこの通りです。とても良い、大変明確なものです」と応じました。

 志位氏は、「ヒバクシャ国際署名」が日本や世界で、数億人分を目指し取り組まれていることを紹介すると、ドゥアルテ氏は、「良いものですね」と署名用紙に目を通したうえで、自らペンをとり署名しました。

 ドゥアルテ氏は、「今、核保有5大国が初めて守勢にまわっています。彼らは、核軍縮には反対できず賛成しますが、核兵器そのものは必要という立場にいます。とくにアメリカ、ロシア、中国は“安全保障上の利益”といいますが、それは彼らにとっての利益にほかなりません。非核兵器国のことを忘れています」と指摘しました。


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