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2017年3月25日(土)

首相夫人ら証人喚問を

寄付・ファクス 語ってもらう必要

BSフジプライムニュース 宮本氏が出演

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 日本共産党の宮本岳志衆院議員は23日夜放送のBSフジ番組「プライムニュース」に出席し、森友学園への国有地の払い下げ問題に関し、安倍晋三首相夫人の安倍昭恵氏ら関係者の証人喚問を行うべきだと主張しました。自民党・西村康稔、民進党・玉木雄一郎の両衆院議員も出演しました。

 宮本氏は「100万円の寄付」をめぐり、同学園の籠池泰典理事長と昭恵氏の言い分が食い違っていることについて、「これは当人たちでなければわからない。片方(籠池氏)は偽証罪に問われる証人喚問の場で語ったわけで、(昭恵氏が)『そうでない』と言うなら証人喚問の場に出て語ってもらうことが筋だ」と指摘。「私人である籠池氏がここまで語った。当然(関係する)公務員や知事、昭恵夫人も含めて証人喚問が必要です」と語りました。

 民進・玉木氏も「昭恵夫人も公的な場で証言いただく必要がある」と発言しました。

 国有地取引に関して、首相夫人付政府職員が森友側にファクスを送っていた問題も議論になりました。

 自民・西村氏は、ファクスに「ご希望に沿うことはできない」と書いていることをあげて「(森友側の要望を)断る内容だ」と発言しました。

 これに対し宮本氏は、国が森友側に支払った土壌汚染除去費用(有益費)の1億3200万円について、ファクスには「平成27年度(2015年度)の予算での措置ができなかったため、平成28年度での予算措置を行う」と記され、実際に森友側の要望どおりに進んでいると指摘。「国会の役割は全容解明です。(関係者に)国会で語ってもらうことが大事です」と強調しました。


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