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2017年3月23日(木)

核兵器禁止条約国連交渉会議に参加 志位委員長が米国に出発

日本国民の思い しっかり国連に伝える

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(写真)訪米するにあたり記者の質問に答える志位和夫委員長(右)。左は笠井亮政策委員長=22日、成田空港

 日本共産党の志位和夫委員長は22日、ニューヨークの国連本部で行われる「核兵器全面廃絶につながる、核兵器を禁止する法的拘束力のある協定について交渉する国連会議」(第1会期・3月27日〜31日)に参加するため、米国に向け成田空港を出発しました。

 出発に先立ち同空港内で記者団から今回の訪米の目的について問われた志位氏は、「今回の『国連会議』は、歴史上初めて核兵器禁止条約を主題にする国際会議となります。待ちに待ったという思いです。唯一の戦争被爆国・日本の国民の悲願である核兵器廃絶の思いを、しっかり国連に届けてきたいと思います」と述べました。

 また、「国連会議」に先立って現地時間24日午後に、キム・ウォンス国連軍縮問題担当上級代表と会談する予定であることを明らかにしました。

 記者団からの「日本政府の対応についてどう考えるか」という質問に対して、志位氏は「日本政府は『国連会議』への参加の是非をまだ決めていないようですが、核兵器禁止条約に背を向けるという被爆国政府にあるまじき態度を今からでも改め、賛成すべきだということを強く述べておきたい」と語りました。

 さらに、「中国は不参加を決めたようだがどう受け止めるか」との問いに対し、「(日本共産党第27回)大会決議で述べたように、核兵器問題での中国の変質が表れていると思います。こうした態度を続けていいのかが、厳しく問われます」と答えました。


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