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2017年3月20日(月)

アベ政治ノー4000人

市民と野党が結集

福岡

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写真

(写真)(横断幕左から)吉田、伊波、田村、荒木各氏を先頭にデモ行進する参加者ら=19日、福岡市

 安倍政権のさまざまな暴走を止めるため市民の連帯を広げようと、「アベ政治を許さないin福岡県集会」(実行委員会主催)が19日、福岡市で開かれました。県内各地から党派や主張の違いを超え、約4000人が集まりました。

 伊波洋一参院議員(沖縄の風)が招かれ「『二度と沖縄を戦場にしてはならない』というのが沖縄の最も強い願い」と強調。安倍政権が続けばアメリカの抑止力確保のため日本全体が戦場になるのは明らかだと指摘。辺野古、高江への全国的な連帯にふれ、「(『オール沖縄』のようなたたかいが)全国で実現できると確信している」と力を込めました。

 日本共産党の田村貴昭衆院議員が、野党連合政府実現と野党の総選挙勝利へ全力を尽くすと表明。社民党の吉田忠智党首、緑の党の荒木龍昇福岡市議も、野党共闘前進への決意をそれぞれのべました。日本共産党の仁比聡平参院議員も参加しました。

 集会では、労働環境の改善や安保法廃止、消費税増税反対、原発再稼働阻止、女性の権利確立、医療社会保障推進の6テーマで市民がスピーチ。市民と野党の共闘を発展させ、憲法がいきる新しい政治をつくるよう呼びかけるアピールを採択しました。

 集会後、参加者は「辺野古新基地建設反対」などのシュプレヒコールを上げながら、4隊に分かれて繁華街をくまなくデモ行進しました。

 デモは初めて見たという、ともに18歳の2人連れの女性観光客は「基地は日本全体の問題だから、みんなで背負えないのなら沖縄だけに造るんじゃなく、全部廃止すればいい」「100時間残業はイヤ。国民のことを考えてほしい」と話しました。


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