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2017年1月15日(日)

きょうの潮流

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 核兵器のない世界へ実りある2017年にするため、日本の運動の役割は―。ヒバクシャ国際署名県民の会を取材した長崎からの年賀状を読みながら改めて決意を固めた年初でした▼市民社会(反核平和運動)も参加して3月と6、7月に開催される核兵器禁止条約の国連会議に胸躍らせる文面です。「“地球上からすべての核兵器をなくそう”という私たちの切実な願いは、瞬く間に地球上を駆け巡った。『ヒバクシャ国際署名』は、たくさんの人たちから快く受け入れられ、取り組みが進んでいます」。こう記したのは、写真家の黒アリ生さんです▼国連会議の開催に反対票を投じ、戦争法を強行したアベ政権とのたたかいを句にした年賀状も。ヒバクシャ国際署名のための新曲「一人から一人へ」を作詞作曲した園田鉄美さんです。「No War!のコール日毎にフォルティシモ」▼国連会議の開催に反対した日本政府の言い分は「橋渡し」役になると。被爆者の心からの叫びを世界に届ける「橋渡し」ではなく、会議を欠席する核保有国の代弁者として立ち回ろうというものです▼被爆者の願いに背をむける歴代政権に抗し、世界との「架け橋」となって「ノーモア・ヒロシマ、ナガサキ」の声を届け続けてきたのが、日本の反核平和運動です▼いまこそ発信の時。国連会議で国際署名の束を積み上げて「被爆者からの訴え」を読みあげたい。「生物兵器、化学兵器をはるかに上回る破壊力をもつ核兵器を禁じることに何のためらいが必要か」と。


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