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2016年11月27日(日)

ジャンボタニシ対策を

斉藤議員 稲食い荒らす被害拡大

衆院農水委

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写真

(写真)質問する斉藤和子議員 =22日、衆院農水委

 日本共産党の斉藤和子議員は22日の衆院農水委員会で、生息範囲を拡大している害虫のスクリミンゴガイ(ジャンボタニシ)について政府の対策を求めました。

 ジャンボタニシは水田の若い稲を食い荒らします。南米から食用で導入。一時広く養殖されていましたが、人体に寄生する線虫が見つかり輸入禁止となり、廃業が相次ぎました。対策がないまま放置された養殖場も多く野生化しています。斉藤氏は、毒々しいピンク色の卵の写真を示し、「九州から関東まで広がっている」と指摘。「被害が年々拡大し、早急な対策が必要だ」と求めました。

 斉藤氏は、「温暖化が進めば、さらに被害が北上する可能性がある」と強調。国による発生状況の調査や情報提供が求められる「指定有害動植物」への指定を真剣に検討すべきだと訴えました。

 山本有二農水相は「都道府県と連携しつつ防除対策に取り組む」とし、指定についても「広範囲に拡大していることを踏まえ、発生動向を注視して検討する」と答えました。


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