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2016年11月4日(金)

憲法9条変えさせぬ

公布70年 市民団体が東京で集会

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(写真)南スーダン情勢と自衛隊派兵について講演する栗田さん=3日、東京都内

 日本国憲法が公布されて70年となる3日、「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」は、東京都内で集会を開きました。会場いっぱいの395人が参加し、9条改悪や新任務を付与される自衛隊の南スーダン派遣を許さないことを確認しました。

 主催者あいさつした高田健さんは「安倍政権の目的は憲法9条を変えることです。野党4党と市民で安倍内閣を倒そう」と呼びかけました。

 千葉大学の栗田禎子教授(歴史学)は、南スーダンPKOに新任務付与の自衛隊を派遣するのは、安倍政権が憲法9条破壊を政治的目的としているからだと指摘。「1発でも海外で武器使用した実績ができれば、軍隊に協力しようという社会や経済に変わってしまう。今が天下分け目だ」と述べました。

 東京大学の石川健治教授(憲法学)は、70年間立憲主義が維持できているのは(平和主義を守る)国民にあると強調。「個」を尊重する憲法の価値を浮き彫りにして、「かけがえのない『個』が平和主義と呼応し、憲法を支える力になっていることを意識してほしい」と語りました。

志位委員長らメッセージ

 日本共産党、民進党、社民党、参院会派「沖縄の風」がメッセージを寄せました。日本共産党の志位和夫委員長は「市民のみなさんの運動と力をあわせ、市民と野党の共闘の流れをさらに強く大きく発展させるために奮闘する」としています。


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