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2016年9月20日(火)

きょうの潮流

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 この人たちは何のために議員になったのだろう。公金を飲み食いに使い、領収書を偽造、改ざんする。手口は引き継がれ、会派ぐるみでやっていたという議員も。不正は日常化していた疑いが強い▼政務活動費の不正取得が相次いで明らかになる富山市議会で自民党議員がまた一人、不正に請求していたことを認めました。この問題ではすでに自民会派の3人が辞職し、自民、民進系の計6人が辞意を表明しています▼議員の調査研究のために支給された政務費を当然のように遊興費に充てる。公私の区別さえつかないあきれた感覚は公のために働く議員とは相いれないものです▼辞職した自民会派の前会長らは不正取得をくり返す一方、議員報酬の引き上げまで要求していました。6月議会で可決されましたが、日本共産党は根拠なしと反対。政務費不正でも追及の先頭に立ち、市議会に真相解明と再発防止を求めています▼それにしても、この間の共産党議員の活躍ぶりは目覚ましい。富山でも東京都の豊洲市場の問題でも、ワイドショーからニュースまで党の議員が引っ張りだこ。市民からも「期待している」「がんばって」との声が続々と寄せられています▼世間で注目を浴びる問題だけでなく、市民の代弁者としての役割は全国で。なぜ、それほどちがいが出るのか。地方で議員を7期務める知人は議員としての心構えにあるのでは、といいます。住民と同じ目線で日常の活動ができるか、それが追及される側と追及する側の分かれ道だと。


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