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2016年9月11日(日)

コンブ・ホタテ 被害深刻

北海道台風直撃 畠山議員ら聞きとり

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(写真)コンブ漁師の夫婦(右)から被害状況を聞く畠山議員(左)ら=9日、北海道新ひだか

 日本共産党の畠山和也衆院議員は9、10の両日、四つの台風が直撃した北海道の太平洋側のコンブやホタテなどの漁業被害を調査しました。各地の被害現場を視察し、漁協幹部から被害状況などを聞き取りました。森つねと道国政相談室長と地元の各町議が同行しました。

 「日高昆布」で有名な日高地域では、海岸のコンブ干場(かんば)が台風10号の高波で洗われ被害が出ています。

 新ひだか町有勢内(うせない)地区のコンブ漁師の男性(76)は「50年住んでいて初めての被害。9号でコンブが流され、10号の高波で砂利がもっていかれた。干場がないので今年のコンブ漁は終わりです」と話しました。

 ひだか漁協の中村敬専務理事は「激甚災害適用と復旧を急いで」と訴えました。

 太平洋側の胆振(いぶり)、渡島(おしま)地域では、ホタテ被害が深刻。ホタテ養殖場が大きな被害を受けた森町の佐原漁協の高山修専務理事は「(成貝が死に身がなくなる)斃(へい)死による生産量の激減に加え、施設被害、成貝の脱落で生産額が落ち込むことになり、経営が成り立たなくなる」と国の支援を訴えました。

 畠山議員は「漁業は被害状況が見えないことがあり、養殖は2、3年後どうなるのか先が見えにくい。農水委員会でしっかりとりくんでいきたい」とのべました。


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