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2016年9月3日(土)

“車流され家壊れた”

共産党議員団に住民ら切々

国の支援、さらに必要

紙・畠山氏 北海道南富良野など

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(写真)福祉センター前で調査する(左から)森、畠山、紙、真下の各氏=2日、北海道南富良野町

 8月31日未明に北海道に接近した台風10号による被害が、道内各地で広がるなか、日本共産党の紙智子参院議員、畠山和也衆院議員は2日、空知川が氾濫し、一部堤防が決壊した南富良野町を訪れ、浸水した住宅や施設などの被害状況を調査しました。真下紀子道議、森つねと道国政相談室長、猿子昌正党上川地区委員長らが同行しました。

 池部彰町長は、住民の安全が第一と早くから対応し、一人の死傷者も出さなかったと報告。「これまで幾寅地区の上流での決壊はなかった。激甚災害適用になるので助かる。さらに国や道など支援をお願いしたい」と訴えました。

 紙議員らは「党国会議員団で対策本部をつくり、被害の全容を把握するため調査をしています。政府に復旧を急ぐよう働きかけたい」と述べました。

 町立健康福祉センターは、敷地内が冠水し、道路から正面入り口にかけ土地が陥没していました。紙議員らは清掃などをする職員らを激励しました。

 幾寅地区で床上浸水し、車2台が車庫ごと流された女性(52)は、夜中、就寝中に「ザー」という音がして目が覚めると室内に一気に水が押し寄せてきたといいます。女性は室内の泥のかき出しをしながら「朝には水が引いたけど、車が流され、家の土台も崩れ大変です。復旧のための支援などがあると助かる」と要望しました。

 紙議員らは、甚大な被害を受けた十勝管内の新得(しんとく)、清水、芽室(めむろ)の各町で、被災現場を調査しました。


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