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2016年8月22日(月)

手つなぎ合おう

「教育のつどい」がアピール

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(写真)子どもたちの作品を基に実践を交流する美術教育分科会の参加者=21日、静岡市

 静岡市で開かれていた「みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい―教育研究全国集会2016」は21日、3日間の日程を終えて閉幕しました。教職員や保護者、市民らのべ5000人が参加しました。

 あらゆる課題で暴走する安倍政権は教育においても個人の尊厳を踏みにじり、政府や財界の求める人材育成をすすめるための施策を強行しようとしています。今年の「教育のつどい」は、憲法を改悪して日本を「戦争する国」へとつくり変えるのかをめぐっての対決が鋭く問われる情勢のもとで開催されました。

 全日本教職員組合など24団体による実行委員会がアピールを発表。3日間の議論や実践報告の内容にふれ、職場や地域、家庭から一人ひとりが声をあげること、手をつなぎあうことの大切さを確認し、「学びあったことをいかし、子どもと教育を守るとりくみをすすめていきましょう」と呼びかけています。

 会見した蟹澤昭三実行委員会代表委員(全教委員長)は、「出された三百数十本を超すリポートのうち2割は20〜30代の教員の教育実践でした。子どもを真ん中に、汗まみれで懸命に教育を前進させようとする姿が特徴的な『つどい』でした」と語りました。

 東京・八丈島から参加した元美術教員は、「美術と平和の問題は密接な関係。内心を表現するのが美術です。子どもたちを育てるうえで、自分を表現させる、自分の意見を言えるようになることが大切なことで、それを実践している報告を聞けて本当によかった」と語りました。


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