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2016年7月31日(日)

きょうの潮流

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 女性は87・05歳、男性は80・79歳。日本人の平均寿命が男女とも過去最高を記録しました。男性は4年連続、女性は3年連続の更新で初めて87歳を超えました▼死因の多くを占めるがんや心疾患、脳卒中で亡くなる人が減ったのが要因といいます。調査した厚労省の担当者は「医療技術の進歩や健康志向の高まりで、平均寿命はまだ延びると予測される」▼老後の時間を謳(おう)歌(か)したい、穏やかに人生を過ごしたい。進む高齢化社会の中で思いは同じです。ところが、安倍政権は老後の生活を保障する年金をばくちで減らしました。株の運用につぎ込む年金資金を拡大して昨年度は5兆3千億円にものぼる損失を招いています▼国民から預かった大事な年金を自身のアベノミクスの効果をみせかけようと株の投機に走る。国民の暮らしや将来を危うくしてもどこ吹く風。逆立ちした政権の姿勢は税金の使い方にも通底します▼きょう投票の都知事選も、政治とカネの問題が発端でした。これまで自民、公明が押し上げた2人の都知事は、知事の座をカネで買ったり、私利私欲にまみれたり。この選挙で同じ自公に推された候補も、自民党の女性候補も、都政にクリーンさをもとめる都民の願いにはこたえられません▼「都民が汗水たらして納めた税金を必要なところに使う。それが舛添さんたちの残した教訓ではないか」。高齢化や次の世代を支え、都民のために税金の使い道を変えると唯一訴えてきた鳥越俊太郎さん。あなたに都政を取り戻す1票です。


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