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2016年7月8日(金)

わたなべ候補「差別許さない」

大阪・鶴橋で池内氏と

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(写真)市民の声援に応える、わたなべ候補と池内衆院議員(中央)=7日、大阪市

 「差別も偏見もない社会を切り開こう」―。民族差別をあおるヘイトスピーチがたびたび行われてきた大阪・鶴橋で7日、日本共産党の池内さおり衆院議員と、わたなべ結参院大阪選挙区候補が街頭演説を行いました。

 演説には、ヘイトスピーチに対するカウンター(抗議行動)の参加者や多くの市民が集まり、池内、わたなべ両氏が差別のない社会の実現に向けた決意を語りました。

 池内議員は、「一人ひとりが違うからこそ社会は鮮やかになる」と強調。「大激戦の大阪選挙区で、わたなべ結さんを国会に押し上げ、みんなが違って、みんなが自分の人生を切り開いていけるカラフルな社会をつくっていこう」と呼びかけました。

 わたなべ候補は「『安倍政権はもうあかん』。その思いを応援団の、おおさか維新の会に託しても政治は変わりません。本当に政治を変える一票を、安倍政権や維新政治と対決してきた、わたなべ結へと託してください」と訴えました。

 カウンターに参加してきた女性(43)=大阪市生野区=は「東京で路上に立って、ヘイトスピーチとたたかってきた池内さんが来てくれたのはうれしい。法律はできたけど、より実効性のあるものに変えていかなきゃいけない。そのためにも、大阪では結さんに勝ってもらいたい」と語りました。


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