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2016年7月8日(金)

房州AKBに聴衆ノリノリ

千葉

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(写真)街頭で歌う房州AKBのメンバー

 「選挙に行こうよ〜♪」「イェ〜!」。かっぽう着姿の女性たちが音楽にあわせ訴える選挙応援が聴衆をわかせています。その名も「房州AKB」(ぼうしゅう・あきれたばあさんず)。野党共闘を進め、日本共産党を躍進させようと演説会や街頭宣伝で歌っています。

 中心メンバーは堀川砂代子さん(56)=千葉県南房総市、洋服店経営=と馳川美波さん(53)=同館山市、介護ヘルパー=の2人。ほかにも4人ほどが楽器演奏で参加します。

 歌うのは、野党共闘を応援する「レッツ・チェンジ」など5曲。他にラップのリズムにのせ房州弁で語る「憲法25条」なども。

 歌が始まると通行人が「えっ」という表情で足を止め笑顔で見つめます。初めて歌を聞いた男性(53)は「いやぁ、すごい。インパクト抜群」と見入ります。

 結成は昨年末。安保法制や改憲に危機感を持った2人が「楽しく伝える方法を」と思いつきました。堀川さんは「自分の好きなことで活動するとわくわくするし、見ている人も笑顔になる。その後の演説もわきます」といえば、馳川さんは「人がどう思うかは二の次。自分たちが楽しいかが大事」と笑います。


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