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2016年7月7日(木)

きょうの潮流

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 「みんなのための政治を、いま」。最終盤を迎え、大激戦の参院選長野選挙区。杉尾ひでや候補や弁士の野党党首が力を込めるたび、そう書かれた赤、青、緑のプラスターが揺れ動きました▼宣伝カーと聴衆の対面ではなく、そう高くはない舞台のまわりを聴衆がぐるりと取り囲む。アメリカ大統領選でみられる、聴衆と候補者が一体になったスタイルが野党統一候補の街頭演説で広がりました▼杉尾氏は訴えます。「長野をはじめ全国32の1人区で野党共闘が実現したのは、市民の後押しがあったからです。既成政党と市民が力を合わせて、私たちは新しい民主主義を実験しているのです」▼昨年夏、戦争法強行阻止の熱気であふれた国会前。「野党は共闘!」のコールから生まれた野党共闘は、全国各地の1人区で大接戦を演じています。市民と野党の力で、自由と民主主義・立憲主義を取り戻す。大きな大義で結ばれた共同の力は、市民に足場を持たない安倍政権にとっては大きな脅威です▼だからこそ、安倍首相や自公両党は野党共闘への攻撃に終始しています。立場が異なる野党が共闘するのは「野合」だと。もちろん、どんな悪政でも数の力で押し付ける自公に「野合」だと言われる筋合いはありません▼大事なのは、数の力には数の力で対抗することです。6日付の朝刊各紙によれば、なお4割が投票先未定です。1人区も複数区も比例代表も、1票を争う激戦です。有権者への最後までの働きかけで、劇的な結果をもたらす余地は十分あります。


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