「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年6月16日(木)

野党共闘勝利と党躍進で日本政治の新しいページ開こう

共産党が参院選必勝・全国決起集会

情勢は劇的に変化可能性くみつくす大奮闘を

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)報告する志位和夫委員長=15日、党本部

写真

(写真)参院選勝利に向け「がんばろう」とこぶしをあげる全国決起集会参加者=15日、党本部

 日本の命運がかかった参院選の公示日まで1週間となった15日、日本共産党は党本部で「参院選必勝・全国決起集会」を開きました。志位和夫委員長が報告に立ち、野党と市民の共闘の成功、日本共産党の躍進という参院選の「二大目標」に向けた条件と可能性を詳しく示し、「新しい政治、新しい政府をつくる、歴史的チャンスが目の前に広がっています。この歴史的チャンスを必ずものにしよう。日本の政治の新しいページを開こう」と全党と後援会の総決起を呼びかけました。全国の党員や後援会員らが党内通信や党のホームページから視聴しました。


志位委員長が報告

 志位氏は、野党共闘の前進、政治論戦、政党対決の構図という三つの角度から勝利と躍進の可能性を明らかにしました。

 野党共闘の前進では、4野党が「安保法制廃止、立憲主義回復、安倍政権打倒」を旗印に32の1人区のすべてで統一候補を実現させるとともに、安保法制以外の分野でも「共通政策」を豊かに発展させ、「その気になれば、政権を担えるくらい共闘を進化させつつある」ことを指摘。この前進が国民の中に「政治は変えられる」との希望を呼び起こすと同時に、国民と日本共産党との関係を劇的に変えつつあることを示し、「この可能性をくみ尽くす大奮闘で党の躍進を必ず勝ち取ろう」と訴えました。

 野党共闘の勝利に力を尽くすことが党への国民の信頼と共感を広げ、党躍進の条件を広げることになると述べ、共闘の勝利と「比例を軸」にした党の躍進を一体的に追求し、相乗的に推進するよう呼びかけました。

 政治論戦をめぐって、志位氏は、今回の参院選では、争点として安保法制=戦争法をはじめとした「安倍暴走政治」の全体が問われるとして、党の躍進で審判を下し、チェンジの意思を示そうと強調。同時に批判とともに対案を語り、「政治は変えられる」という希望を語ろうと語りました。

 野党共闘の前進のために、「戦争法廃止の国民連合政府」の提唱と、1人区での「思い切った対応」という「二つの決断」をした党の値打ちを語り、「力あわせ、未来ひらく」党をさらに大きくという訴えを広げようと訴えました。

 安倍首相による野党共闘攻撃・反共攻撃に3点にわたって反論するとともに、こうした攻撃は日本の平和と民主主義、国民生活に対する攻撃にほかならないと指摘。断固として打ち破る先頭に立つ決意を表明しました。

 政党対決の構図をめぐっては、「自公と補完勢力」対「4野党プラス市民」が浮き彫りになっていると強調。これは1980年から2014年まで続いた「日本共産党を除く」という「壁」が完全に崩壊したことを意味するとして、「壁」を取り除いたのは戦後かつてない新しい市民運動の力であり、党の不屈のたたかいが新しい時代を開いたことを力説し、「こんなにたたかいやすい、やりがいのある、こんなに面白い選挙はないではありませんか」と呼びかけました。

 その上で選挙戦をどうたたかうかをめぐり、(1)比例目標に「魂」を入れ、本気でやり抜く(2)市民・国民とともにたたかう壮大な選挙戦を発展させる(3)いまの活動のギアを切り替え、その規模とテンポを大飛躍させる―の3点を強調。最後に志位氏が「独裁政治と戦争国家への道は党の存在意義にかけて絶対に許してはなりません」「みんなが立ち上がり、みんなで力を合わせて、選挙に勝ち、日本の政治の新しいページを開こう」と力を込めると、参加者は大きな拍手で応えました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって