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2016年5月20日(金)

沖縄 元米海兵隊員を逮捕

うるま市 不明女性の遺体遺棄容疑

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 沖縄県うるま市で4月から行方不明となっていた女性会社員(20)の遺体を遺棄したとして、県警は19日午後、現在米軍嘉手納基地で軍属として働く元米海兵隊員の男(32)を遺体遺棄容疑で逮捕しました。男の供述にもとづき、女性とみられる遺体を恩納村で発見しました。県警は死亡した経緯を調べます。

 県警によると、女性は4月28日午後8時ごろ、同居していた男性に無料通信アプリLINEで「ウオーキングしてくる」などと連絡をして以降、行方が分からなくなりました。

 男性が29日午前2時ごろ「今から帰る」と返信したところ、「既読」と表示されましたが、女性は家にもおらず電話もつながらないため、男性が同11時ごろ行方不明者届を出しました。

 県警は女性の写真を公開して情報提供を呼びかけるとともに、失踪現場付近に居合わせた元海兵隊員の男が失踪に関与した疑いがあるとみて、任意で事情を聴いていました。元海兵隊員の男は当初、関与を否定していましたが、男が任意で提出した車両内部の捜索後、容疑を認めました。

 日本共産党沖縄県委員会は元海兵隊員の逮捕を受けて「平穏に暮らす女性を襲い死に至らしめ夢と希望を奪った事件に満身の怒りをもって抗議する。戦後71年復帰44年を経て基地あるが故の事件・事故は後を絶たない。県民の苦しみの元凶である米軍基地は撤去しかない」とするコメントを発表しました。


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