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2016年5月13日(金)

きょうの潮流

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 この国はいったいどうなっているのだろうか。「教育費を払って、老後を心配しているのは私だ」。保護者の嘆きです▼親の仕送りに頼れない学生は奨学金とアルバイト。アンケートでは奨学金ローン500万円以上が5人に1人にのぼりました。返したくても返せない。裁判所に行くと奨学金を返せという裁判が多いことに弁護士がびっくり▼大阪市内で開かれた日本共産党のわたなべ結参院大阪選挙区予定候補を囲んでの集いでは、深刻な実態が次々と報告されました。朝8時半から終電近くまで働いて月14万円。人手が足りないからとやめさせてもらえず「定時に帰っていいけどボーナス半分」。20時でタイムカードが切られ深夜まで残業。保育士不足で産休に入れずドクターストップ▼学ぶことも働くことも大変な社会です。「学費を10年で半額」「月3万円の給付奨学金を」「最低賃金をいますぐ時給1000円に引き上げ1500円をめざす」など日本共産党の政策に期待の声が相次ぎました▼政治に不満も強いが、どうせ変わらないという風潮が根強いのも事実。これに「いや、政治は変えられるよ」。その確信を広げる生きた力となっているのが戦争法廃止のたたかい、野党共闘の前進です▼不登校の高校生が戦争法をめぐる安倍暴走に「ひきこもっている場合ではない」と立ち上がった話は感動的です。「若者の希望をひらく政治をみんなの力で」。自ら派遣や請負も体験した、わたなべ予定候補の訴えが、説得力をもって心に響きました。


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