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2016年4月29日(金)

定数削減許されない

塩川議員反対討論 選挙制度関連法案が通過

衆院本会議

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写真

(写真)討論に立つ塩川鉄也議員=28日、衆院本会議

 小選挙区制を温存したまま衆院定数を10削減(小選挙区6減、比例4減)する衆院選挙制度関連法案の自公両党案と民進党案が28日の衆院本会議で採決され、自公案が両党とおおさか維新の賛成で可決、民進案は否決されました。日本共産党は両案に反対しました。(反対討論要旨)

 反対討論に立った日本共産党の塩川鉄也議員は、法案をわずか3日間、7時間余りの委員会質疑で採決したことを批判。国民の参政権の在り方を決める法案をこんな乱暴なやり方で通すなど言語道断だと強調しました。

 塩川氏は両案の柱になっている定数削減に根拠がないことはいまや明白だと批判。衆院選挙制度調査会の答申は現在の衆院定数が「多いとは言えず」「(削減の)根拠は見出し難い」と述べており、提案者自身も、議員が多いとは思っていないと答弁していることや、定数削減で国会の政府監視機能も低下するという弊害を認めていることを示しました。

 その上で、定数削減で切り捨てられるのは主権者・国民の声だと指摘。理由も根拠もなく議員定数を削減することは断じて許されないと強調しました。

 さらに両案は、小選挙区制を長期に温存するものだと指摘。民意と議席のかい離を生み出す小選挙区制の廃止と民意を反映する選挙制度への抜本的改革を主張しました。


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